根管治療|サラダ歯科おとなこども歯科|八幡西区の大人も子供も通える歯医者

〒807-0874 福岡県北九州市八幡西区大浦1丁目5-15
093-482-7263
WEB予約
ヘッダー画像

根管治療

根管治療|サラダ歯科おとなこども歯科|八幡西区の大人も子供も通える歯医者

根管治療について

根管治療について

虫歯になると、歯のエナメル質や象牙質が虫歯菌から放出される酸によって溶かされ、進行すると歯の中心部にある歯髄(歯の神経)にまで到達し、激しい痛みを伴うようになります。歯髄は血管を含む歯の神経で、歯根に通る管状の空洞(根管)を満たし、歯の知覚と栄養供給を司っています。根管治療は、虫歯菌に感染した歯髄や細菌の固まりなどの汚れをきれいに取り除き、痛み・症状を抑える治療です。強い痛みを伴う虫歯があっても、きちんと根管治療が行われれば、ご自身の歯を残すことが可能です。
根管はとても細く複雑な構造をしているため、その治療は歯科治療の中で頻度が多いものの、繊細で難易度の高い治療の一つとされています。当院では、天然の歯を残すための根管治療に力を入れています。ぜひ一度ご相談ください。

こんな症状やお悩みはありませんか?

  • 被せ物をしている歯に痛みがある
  • 過去に治療した虫歯がまた痛みだした
  • 疲れたときに歯ぐきが腫れる
  • 歯ぐきから膿が出てくる
  • 噛むと違和感や痛みを生じる
  • 歯を抜くしかないのか悩んでいる
  • 根管治療が受けられる歯科を探している

根管治療が必要となるケース

根管治療は、歯科治療の中で頻繁に行われる治療であり、虫歯が進行して歯髄に達してしまった場合や、以下のような症状にも適応されます。

  • 歯髄(神経)に虫歯が進んでいて、痛みが生じている
  • 外傷や虫歯の放置などによって、歯髄が壊死している
  • 知覚過敏が重度で、ひどい痛みが生じている
  • 歯の割れや折れで、歯髄が露出している
  • 歯根周囲に膿が溜まっている

根管治療の適応症としては、次のような疾患があります。

歯髄炎(しずいえん)

歯髄炎は、虫歯が進行して歯髄に到達した場合や、過去に治療した部分から細菌が入り込んだり、外傷(交通事故、転倒、打撲・脱臼を含む)によって引き起こされる炎症です。歯髄炎には、可逆性歯髄炎(かぎゃくせいしずいえん)と不可逆性歯髄炎(ふかぎゃくせいしずいえん)の2種類があります。可逆性歯髄炎は、一部の歯髄が炎症を起こしている場合で、う蝕を除去することで正常な歯髄に回復することができます。不可逆性歯髄炎は、細菌感染を起こした歯髄を取り除く必要があり、抜髄(ばつずい)と呼ばれる治療が行われます。

歯髄壊死(しずいえし)

歯髄炎を放置してしまうと歯髄壊死※となり、温度刺激による痛みを感じなくなります。外傷などで歯が脱臼した場合、歯髄壊死になることがあります。歯髄壊死の症状としては、触ってわかるような歯ぐきの腫れ、歯の変色、歯がしみなくなり痛みも感じなくなる、などが挙げられます。
※壊死は組織や細胞が死ぬことで、歯髄壊死とは歯髄(神経)が死んでしまうことです。

根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)

根尖性歯周炎とは、細菌が歯の根に達することで、歯と歯槽骨(歯を支える骨)の間にある歯根膜に炎症が広がる状態です。自覚症状はなくても、レントゲンで見つかることがあり、歯根の先にレントゲン透過像が認められます。この状態を根尖病巣(こんせんびょうそう)と呼び、炎症が慢性的になると歯根の先端部分に膿が溜まり、その膿が粘膜内に流れ出て歯肉が腫れることがあります。
そして根尖性歯周炎を放置していると、歯根嚢胞を引き起こす可能性が高くなります。その場合、根管治療だけにとどまらず、嚢胞摘出、歯根端切除術など外科的な治療が必要になったり、最悪の場合抜歯になる可能性があります。
根尖性歯周炎は、虫歯の放置によって起こることもありますが、過去に根管治療で神経を取った歯が原因で起こることが頻度として多いといえます。症状としては、歯ぐきが腫れて膿が出る、噛むと痛い、時々強い痛みを感じる、骨が溶けて歯がぐらぐらするなどがあります。悪化すると、細菌が顎などの周囲の骨にも影響を及ぼし、顎骨骨髄炎(がくこつこつずいえん)や骨膜下膿瘍(こつまくかのうよう)などの症状につながります。

2つの根管治療のパターン

歯の根管治療には、神経を取り除く「抜髄(ばつずい)」と、「感染根管治療」の2つのパターンがあります。
抜髄は、虫歯が神経にまで達し、歯髄炎の症状を起こしている場合に行われる治療です。歯髄炎の状態は、生きている細胞があるため、無菌的な治療が行えれば根管内に細菌がいない状態を作り出すことができます。
感染根管治療は、細菌によって汚染された根管内を清掃・消毒し、炎症を抑える治療です。放置すると、細菌が増殖して歯髄壊死や根尖性歯周炎を引き起こすことがあるため、適切な治療が必要です。また不適切な土台や被せ物がある場合は、再度感染することがあるため、注意が必要です。

根管治療の流れ

1

被せ物や虫歯の除去

まず、既存の被せ物や虫歯を除去し、根管内にアクセスします。根管内の歯髄を露出させるため、神経が残存している場合は麻酔が必要です。

2

歯髄の除去

次に、根管内の歯髄を取り除きます。再治療の場合は、根管内に詰めた薬剤を取り除きます。根管は細かく複雑な構造をしているため、針のような器具を用いて徹底的に除去し、取り残しのないようにします。そして、根管内を拡大していき、根っこの先にたまった膿を出しやすくします。一本の歯に複数本の根管が存在する場合もあり、分岐した根管をそれぞれ拡大する必要があります。

3

根管内の洗浄・消毒

汚染された歯髄などを除去した後、薬剤で根管内を洗浄します。そして、根管内に消毒薬を詰めて仮の蓋をし、時間を置いて消毒します。この工程を症状が改善するまで何度か繰り返します。

4

根管充填

根管内がきれいに清掃・消毒され、症状が改善してきたら、根管充填(こんかんじゅうてん)を行います。ガッタパーチャと呼ばれるゴム状の樹脂やMTAセメントなどを使用して、根管内をしっかりと無菌状態で封鎖し、細菌が再び侵入しないようにします。ここまでが根管治療ですが、そのままでは噛めないので、歯の形態と機能を回復するための治療に入ります。

5

支台築造

神経を除去した歯は、時間が経過すると歯質が弱くなり、破折しやすくなります。そのため、歯を金属や樹脂で補強する支台築造を行います。

6

補綴

支台築造をしてできた土台の上から被せ物を取り付けて、歯の形態と機能を回復させます。

根管治療の期間

抜髄の場合は比較的短期間、少ない回数で終了することが多いですが、感染根管治療では根管内を清潔にするのに時間がかかるため、複数回にわたって治療を行う必要があります。根の治療は歯の土台となる大変重要な治療です。

より精密な根管治療をめざして

当院では、拡大ルーペ、歯科用CT、ニッケルチタンファイル、MTAセメント、専用の防湿器具など、現在、根管治療に有用とされている設備(材料)や技術を積極的に導入し、より精密な根管治療を行っています。保険診療で取り扱えない場合もありますので詳しくはお問い合わせください。

拡大ルーペ

根の中は大変細く、ミクロン単位の正確さが求められます。拡大ルーペにより、小さなものを大きく拡大して、1つ1つの繊細な処置を目で見て確実にできるようになりました。従来と比較すると、圧倒的に精密で質の高い治療を行うことができます。

歯科用CT

歯科用CTは、歯のレントゲンを撮影することで、3次元の立体画像を得ることができる装置です。歯の根管は複雑な形状であり、数本に分岐している場合もあります。したがって、根管の清掃・消毒を正確に行うためには、根管の構造や病巣の位置・大きさを正確に把握することが必要です。そのために、歯科用CTが役立ちます。平面のレントゲン画像では確認できない細部も、歯科用CTの立体画像では詳細に把握できるため、より正確な診査・診断、治療が可能になります。

防湿

準備中

防湿は、治療する歯の根管内に唾液が入ることを防ぎ、唾液中の細菌が根管内に侵入しないようにする処置です。防湿は、根管治療の成功率を高めるために必須の処置といえます。

ニッケルチタンファイル

準備中

根管治療では、歯髄を除去するためにファイルと呼ばれる器具を使用します。ステンレスファイルとニッケルチタンファイルがあり、曲がりくねった根管にアプローチする際、ニッケルチタンファイルは超弾性の性質を持ち、根管を傷つけたり、本来の形を逸脱することなく掃除ができます。

MTAセメント

準備中

MTA(Mineral Trioxide Aggregate)セメントは、根管穿孔部位を殺菌・封鎖するために開発されたケイ酸カルシウムを主成分とする歯科材料です。殺菌作用の他、石灰化促進作用やデンティンブリッジの形成、細胞を活性化する作用などが期待できるため、口腔内にむき出しとなった歯髄の保護や、虫歯などで歯の内部にあいた穴(パーフォレーション)へのリペア、根管充填剤(神経を取った後に詰める薬)として使われます。